ニュースリリース

2025.05.01

セルクラウドが順天堂大学肝胆膵外科と「膵がんにおける血中循環がん細胞の意義に関する検討を目的とした共同研究」を開始

株式会社セルクラウド(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 濱野斗百礼)は、このたび、順天堂大学肝胆膵外科と「膵がんにおける血中循環がん細胞の意義に関する検討を目的とした共同研究」を開始しましたのでお知らせします。

<共同研究概要>

本研究は、がんリスク検査「マイクロCTC検査」を提供するセルクラウド マイクロCTC先進医療研究所 所長の太田剛志氏らと、順天堂大学肝胆膵外科 齋浦明夫教授らの研究グループによる共同研究であり、「膵がんにおける血中循環がん細胞(CTC)の意義に関する検討」を目的に進行しております。

<共同研究実施背景>

膵がんは代表的な難治がんであり、あらゆる癌の中で最も生存率が不良とされています。また、初期には無症状のことが多く、早期発見が極めて困難な癌です。

今後、CTCと病勢との関連性が明らかになれば、臨床におけるCTCの活用が期待されることから、本研究の実施に至りました。

<今後の展開>

本研究において、CTCと病勢との関連性が解明された場合、早期発見だけでなく、治療効果の判定や予後予測、さらには再発の早期診断といった、CTCの臨床応用可能性が見込まれます。

当社は先日、栃木県立がんセンターと「骨軟部腫瘍における血中循環がん細胞の意義に関する検討を目的とした共同研究」も開始しており、今後も関係機関との連携を深めながら共同研究を推進し、CTCの医療現場における有効活用に向けて、取り組みを進めてまいります。

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https://micro-ctc.cellcloud.co.jp/